K&Mの歴史

1949
Karl KönigErich MeyerがK&M社を創設。社員10名で楽器用スタンド、計測器の開発を行う。

1951
社員数が60名まで急増。事業範囲をドイツ、ヨーロッパの楽器店に拡大するほか、楽器用スタンドに加えてマイクスタンドの開発にも着手する。

1959
フランクフルトで開催されたテレビ、ラジオの見本市に合わせて、音楽関係のアイテムやアクセサリーの需要が高まる。これを受けて、事業範囲をブームスタンドやスピーカースタンドにまで拡大する。

1968
Karlが逝去し、息子のMartin Königが後任となる。社員数は160名に達し、工場の敷地は2700平米に拡大。医療用や家庭用など、音響以外の分野のスタンド作成、供給も手掛けるようになる。

1969
第2工場を建設。プレスルームや電気メッキ工場、工具製造所、組立工場、粉体塗装プラント、下水処理場などの設備を備え、それらは今日でも稼働している。

1978
組立工場が拡張され、より柔軟な生産体制が可能となる。事業範囲と市場のさらなる拡大に成功。

1987
Erich Meyerの逝去に伴い、娘のBrigitta Meyerが後任となる。製品ラインナップにキーボードスタンド、ミキサースタンド、19インチラックが加わる。

1989
K&M社創立40年を記念して、新たな倉庫、配送センターをオープン。1996年には新たにもう一棟の倉庫を建設する。

1997
新たな組立工場を建設し、製品工場と運営事務所は15000平米に拡大。社員数は260名に達する。

1998
EU環境監査委員会より、K&M社の環境保護への取り組みに対して表彰を受ける。

1999
K&M社創立50年を記念し、年間を通して様々なイベントを開催。最大のイベントとして、6月に経営陣、スタッフ合同でアメリカ旅行を実施。9月には顧客、仕入先、一般の方を対象にしたオープンハウスパーティを行う。

2000
ISO14001の認定、2度目のEMAS(環境管理制度)の認定を受ける。環境対策を重点に置き、植物油を動力とした乗り物や、環境に配慮した電力供給を実現するべく、太陽光発電プラントの購入を次の目標として設定する。

2001
若手ミュージシャンの育成と、ミュージシャンとメーカー間でノウハウを交換することを目的に、様々なジャンルのバンドやプロダクションのサポートを開始。“Emil Bulls”や“reverb”といったロック、ポップスバンドのほか、“Die Egerländer Musikanten”のようなフォークバンドや地域のクラシックイベントなどのプロモーションも行う。

2002
製作所のさらなる拡張を実施。これにより、亜鉛メッキラインの導入を実現するほか、新たな粉体塗装プラント導入の準備が進められる。旋盤加工、工具製造の機械も改良が加わり、よりフレキシブルな生産が可能となる。

2004
新たな粉体塗装プラントの導入、製作所をより現代的な仕様に改善することに成功。また、K&M社創立55年を記念して様々なスペシャルイベントを開催。新たなプラントの導入により、製品のフレキシビリティと品質の向上を実現する。

2005
様々なミュージシャン、バンドとの関係をさらに強化。ドイツ国内で有名な“Reamonn”“Silbermond”などのバンドに機材を提供する。

8月には経営陣を刷新、営業、マーケティング、IT、統括のマネージャーにGabriela Königを、製作部門のマネージャーにHeiko Wolzを登用。戦略部門のマネージャーにはMartin Königが就任する。

2006
4月に新たなレーザーカットマシンを導入。これにより、安価な製造コストで、迅速かつフレキシブルな生産が可能になる。新たな製造工程が稼働開始。

2007
優れた品質管理システムの導入により、ドイツの認定機関DQSより品質管理に関する国際規格、DIN EN ISO 9001:2000の認定を受ける。